シーラントについて紹介★｜｜南森町駅から徒歩5分の歯医者「南森町たむら歯科」

こんにちは、歯科受付の藤原です。

２月にはいりましたが、まだまだ寒い日も多いので、皆さん体調

にはお気をつけ下さい^^

　

今回、お子様の虫歯予防としてシーラントをご紹介致します。

まず初めに、皆さんは永久歯と乳歯では、どちらが複雑な形をして

いるかご存知でしょうか？

永久歯と答える方が大半かもしれませんが、実は乳歯の方が複雑

なのです。

奥歯の噛む面の溝（小窩裂溝／しょうかれっこう）が、

永久歯に比べ乳歯の場合は特に溝が深くなっています。

 

小窩裂溝をそのままにしておくと、溝の中に磨き残しが溜まりやすく

乳歯が虫歯になるリスクが上がります。

 

『乳歯は虫歯になっても、いずれ抜けるから大丈夫』と思っている

方もいますが、実は乳歯の健康状態が永久歯に与える影響は大きい

ものです。

乳歯の時に虫歯が奥深くまで進行すると、次に生える歯に

影響を及ぼすことがあります。

 

小窩裂溝から虫歯になるリスクを少しでも予防する方法として、

その溝を塞ぐ小窩裂溝予防填塞法＝シーラントです！

シーラントとは、歯を削らずにレジンと呼ばれるプラスチック材で

奥歯の溝の凹凸を埋めます。

これによって噛む面の溝に汚れが溜まりにくくなり、

虫歯予防につながります。